通路の幅がお客様の快適さを生む
2014.10.24 (金) その他
店舗の快適さ
店舗内での通路の幅や動線の設定は、取扱商品や業態にもよりますが、
店舗を利用するお客様の快適性を大きく左右します。
通路は、お客様やスタッフが行き交うだけではなく
営業時間外には商品の搬入や搬出にも利用され
緊急時には避難通路としての役割も果たさなければなりません。
人や物の動きにも十分配慮したうえで、通路を設計することが大切です。
お客様がある程度のゆとりをもってスムーズに移動できるよう
人と人との間隔がちょうどよく感じられるスペースが
確保されていることが望ましいといえます。
小売店やスーパーマーケットではショッピングカートを利用するお客様も多いので
混雑時にも買い物がしやすく、購買意欲が失われないような工夫を心がけたいものです。
またバリアフリーへ対応した店舗となるようベビーカーや車いすを利用している
お客様にも、負担なく利用してもらえるような配慮が必要です。
心地よい店舗空間と通路の設計
通路に充分な幅があり、店内を無理なく歩いて移動できるかどうかは売上にも直結します。
小売店であれば、混雑時にも商品が見やすく手に取りやすいように
余裕を持たせた通路幅や家族連れでも買い物しやすいような
スペースが確保されていることが重要です。
ゆとりのある通路は、店内の回遊性を向上させるので
お客様が多くの品物に触れる機会も増え、ショッピングを楽しんでもらえるようになります。
また飲食店は、お客様や店員が通るメイン通路はもちろんのこと
それぞれの座席間の通路にゆとりをもたせることで、
となりの座席の話し声も気にならなくなり店舗の快適性が増します。
お客様の購買意欲や顧客満足度を高められるような
居心地の良さと店舗としての機能性の両方をそなえた店舗づくりが大切です。