とても重要な飲食店でのトイレの位置
2014.10.24 (金) その他
飲食店におけるトイレの位置の重要性
飲食店の経営において、料理の味や品質、従業員のサービスはとても大事ですが、
そのような店舗の基本品質を決定するうえでもう一点重要なことはトイレの印象です。
トイレを店内のどこに配置するかによって、お店の雰囲気も大きく変わります。
飲食店の場合、テーブルのすぐそばにトイレがあると、食事中にトイレのドアが
視界に入ったり、人の出入りが頻繁だと落ち着かず、不快に思うお客様も少なくありません。
テーブルから離れた位置に設置するなど、トイレの出入り口や壁を
目立ちすぎないように工夫したいものです。
お客様の快適性を第一に
飲食店では、他の業態と比較してお客様の滞在時間は比較的長く
トイレの利用回数も多くなるので、テーブルから適度な距離に
トイレが設置されていることが望ましいといえます。
店内の奥にトイレがある場合は「トイレはどこですか?」と
店員にたずねるのも億劫に感じる人もいるようです。
わかりやすい配置、識別しやすい扉、窓がある場合は外から見えないようにするなど
お客様にとってストレスなく利用できるトイレの環境づくりが重要です。
また、女性客の多いお店ではメイクをなおしたり、赤ちゃんのおむつ交換ができる
スペースが確保されていることが理想ですが、比較的小規模な飲食店では、
トイレの位置やスペースに制約がある場合も少なくありません。
その場合は、トイレ内のどの位置に何を配置すれば利用客にとって快適となるかを考え、
トイレットペーパーやハンドウォッシュなどのアメニティにも気を配り、
清潔で快適な空間となるように清掃業務を徹底するなど、
ハード・ソフトの両面で工夫を重ねることが大切です。
トイレを含めた店舗全体が快適な居心地のよい空間となればリピーターが増え、
集客面でも良い効果が出てきます。