壁の効果的な演出で視線と導線をつなぐ
2014.07.28 (月) その他
壁も商品の演出アイテム
お客様がお店に入った後、視線を集めて欲しい場所は、
やはり商品の陳列箇所でしょう。
ショーケースや棚はもちろんのこと、
壁も商品の演出に、大きく役立つアイテムのひとつです。
導線の設定
導線の設定にはまずは通路作りです。
お店の入り口から奥に至るまで、
特に意識することなく、
商品をゆったりと眺めながら進めることが、
理想的な通路作りと言えるでしょう。
そして通路作りには、幅も重要なポイントです。
平均的な大人3人が、
横に並んで歩けるような幅を理想としますと、
1人あたり60センチと考えると、
60×3=180センチは欲しいところです。
そのためにも、店舗の広さにもよりますが、
壁もしくは壁側への商品の陳列というのは、
通路幅を確保するためにも活用したいものです。
通路と陳列
商品の陳列は、通路に沿って並べるのが基本です。
通路を歩きながら、商品がしっかりと目に入るように、
陳列棚やショーケースを設置していきましょう。
ゴールデンスペース
お客様が商品を見ていく際に、
高さごとで目に入りやすい箇所と、
見えにくくなってしまう箇所が、
どうしてもできてしまいます。
こうした高さごとに目に入りやすい箇所を、
ゴールデンスペースといいます。
・高さ75センチから135センチ
ゴールデンスペースは、床からの高さが、
75センチから135センチと言われています。
ただし、お子様が対象になる場合には、
もう少し低めに設定する必要がありますし、
男性が対称となる場合には、
もう少し高めに設定すると効果的かもしれません。