ショーウィンドーの位置で集客が変わる
2014.06.30 (月) その他
流行の波を乗りこなすために
利益は、お客様の入店率に直結しています。
極端に言えば、用がなくても入店してしまうお店が理想なのです。
その際、お店そのものの鮮度は重要で、
長いこと代わり映えのしない店構えでは
センスを疑われてしまいます。
現在は流行の変化のスパンがさらに短くなっており、
店舗改装のサイクルも昔は5年に1回程度だったのが、
最近では2~3年に短縮される傾向にあります。
特にアパレル関係の店舗デザインは、
目まぐるしく加速する時代の変化を
乗りこなしていかねばなりません。
ショーウィンドーで魅せるには
歩いているだけで多くの人が目にするショーウィンドーは、
お店のコンセプトに合ったイメージの配色、
コーナーの効果的な活用などで、時代の旬を
“見せる=魅せる”ディスプレイとして最も大きな要素です。
狙うターゲット層の人々を店内に招き入れ、
くまなく見た上で購買につなげる導線のスタート地点なので、
プランニングの段階では、思いつきだけに頼らない、
実績で積み上げたノウハウで差がつく部分でもあります。
導線の入り口
路面店や商業施設のショーウィンドーは、
マネキンを使って旬の空気を打ち出す看板として、
あるいは季節のシチュエーションやストーリーを
自由に表現できる空間です。
若い女性向けに可愛らしく、
またシニア層には落ち着いた雰囲気など、
照明設計と併せればコンセプトに合った集客ができます。
最近では、店内の壁面をいっぱいに使った大量陳列など、
視覚的な効果を狙う手法が多彩になってきました。
しかし、ショーウィンドーは店舗の顔。
売りたい相手を招き入れ、購買意欲をかき立てる、
まぎれもなく導線の始まりなのです。